ファンドレイジング道場

民間非営利組織(NPO)や社会起業家のファンドレイジング(資金調達)についての考え方、アイデア、事例などを発信しています!

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ツイッターって結構面白いですね。

先日、ここでもご紹介した、「ツイッター上でサンタになろう!」キャンペーンですが、22日に告知されて、23日から25日の間に、何百人もの方がご参加されたようです。全国各地、どこからでも #saylove2009とタグをつけてつぶやくだけで、日本中、あらゆるところからつぶやいたひとたちと「つながる」ことができるというのが、いいですね。一覧すると、なかなか迫力があります(http://saylove.jp)

これまでのブログやSNSでは、こうした広がり感は確かに出しにくかったかもしれません。

もちろん、ここでつぶやくことと、その団体の支援行動には、ギャップがあり、すぐにつながるものでないところもありますが、キャペーンを盛り上げ、人がつながっていくムーブメント形成のうえでは、とても興味深いツールですね。


ツイッターでサンタになろう!キャンペーンですが、http://saylove.jp上で寄せられたメッセージがみれます。

結構すごいことになってますね。今見たら、ほぼ数分におひとり、全国どこかで書き込みがある感じになっていますね。

本日からスタートしているこの企画ですが、この3日間で、どんなコメントが寄せられるか注目しています。

ツイッターって、いろんなところで、同時多発的にいろんな人が「つぶやいた」ことが、「つながる」っていう機能が面白みのあるところでもあります。

一覧してみると、いろんなメッセージが寄せられているのがわかります。ツイッター上は、個々人に「フォロワー」の方々がいますので、そうした口コミでのつながりで、広がりが生まれる可能性があるところがポイントですね。


まだまだ、ユーザー数の面などで、アメリカほどの広がりのないツールではありますが、今後もツイッターの活用可能性を考えていきたいと思います。

12月1日にスタートしたSayLOVE for 子どもの笑顔100万個プロジェクトですが、
順調なスタートをきったようですね。

キックオフイベント、私も司会をさせていただきましたが、多くの参加企業の方が集まり、大変盛り上がりました。

詳細はこちら

Yahooボランティアのクリスマス特集の中でも大きく取り上げていただいていることもあり、数日間で30万円を超えるご支援が集まっていますね。

これ以外に、店頭での募金キャンペーンやロッテリアさんの寄付付きクーポンの販売などもあります。この数日間でこちらがさらに30万円を超えていきそうだそうです。

是非一度サイトを見てみてください→こちら


本日、12月1日から、チャリティ・プラットフォームが事務局となるSay LOVE 2ndがスタートしますね。

今回は子ども支援のために設立された「子供の笑顔100万個プロジェクト」が支援先となっています(ピースゥインズ、フローレンス、カタリバ、チャイルドラインが参加)。

→http://saylove.jp

→ヤフーボランティアのクリスマス特集のトップページ
http://xmas.yahoo.co.jp/charity/index.html

今回は、前回の6社から、参加企業が33社にグレードアップしたということ、前回の1月間のキャンペーンから4ケ月間のキャンペーンに期間が延びているという点は特徴的です。

こうした企業合同型・NPO合同型キャンペーンは、日本ではこれまであまり見られませんでしたが、日本社会における社会貢献への関心の高まりを背景に、今後はこうした動きもいろいろと出てくる可能性があると思っています。

こうした取り組み、必ずしも大企業でなくても、社会貢献キャンペーンに参加してアピールできるところもポイントですね。

寄付するとメッセージが残せるようになっています。一度ご覧になってみてkづあさい。




今週末、個人的なことですが、引っ越しをしました。

埼玉県の所沢市に住んでいたんですが、これまで、世田谷まちづくりファンドなどでもご縁のあった東京都の世田谷区に引っ越すことになりました。

下の子がちょうど小学校にあがるときでしたので、もう引っ越すならこれが最後のチャンスかなと思い、ちょうどいいマンションが見つかったので、移り住みます。

さて、先日ご紹介した定額給付金基金ですが、実にいろいろなメディアに取り上げていただきました。

朝日新聞、日本経済新聞、日経ビジネスオンラインで記者会見前に記事がでましたが、記者会見後には、

2009.03.19  北海道新聞
2009.03.19  毎日新聞で紹介されまし
2009.03.19  朝日新聞で紹介されました。
2009.03.19  テレビ東京「モーニング・サテライト」で紹介されました。
2009.03.19  The Japan Timesで紹介されました。
2009.03.20  朝日新聞(神奈川県版)で紹介されました。
2009.03.21  マイコミジャーナルで紹介されました。
2009.03.22  日本経済新聞(「春秋」)で紹介されました。

特に、日経の春秋の記事は嬉しかったですね。
1面の下部のコラムで、「今回の定額給付金、私は○○の団体に寄付しようと思う」というトーンで書いていただき、読者に、「寄付という選択肢」をご提案いただいているようなコラムになっていました。

有難い限りです。

詳細はこちらへ!http://www.charity-platform.com/kikin/

皆さん、GWは如何でしたか?

私は箱根で家族とゆっくりさせていただきました。

今日、メールチェックしていますと、Room to Readから、5月24日のチャリティーイベントのご案内が来ていました。

この米国発のNPOですが、ジョン・ウッドという、マイクロソフト社を退社した方が99年立ち上げたNPOで、子どもの教育支援を学校、図書館建設などを通じて展開している団体です。

昨年も2度ほど東京でチャリティーイベントをやっておられますが、アメリカ型のハイソな感じのするチャリティーイベントをうまく運営していたようで、話題になっていました。

アメリカでは、こうしたチャリティーイベントを企画運営すること自体を支援する会社があったりするくらい、こうしたチャリティイベントは活発です。概ね数百人を集めて、タキシードやイブニングドレスで正装するのが決まりで、高級感のある演出の中で、寄付をコミットする場を演出していきます。

今回は六本木ヒルズでやるようですが、どのくらいの資金調達が実現できるのか、注目ですね。

このイベントのご案内状を見ていて思ったんですが、やはり、団体にストーリーテラーというか、カリスマがいる組織というのは、こうしたイベント企画では強いですね。ジョンウッドが来日して語るというところが参加者にとっては参加意欲をかきたてられるところです。

カリスマが長年トップでいることで、NPO経営上のいろいろな難しさが出てくるというネガティブな側面もマネジメント上の課題としては指摘されることもありますが、逆手にとれば、そうしたトップを経営資源と考えて、どう最大限活用するかということがファンドレイジング戦略上は重要になります。

是非、出席してきて見ようと思います。







先日のアメリカでのAFP総会(ファンドレイザー総会)でのひとつのセッションで、地方の美術館の建て替えのための寄付キャンペーンの事例の紹介をしていました。

このキャンペーンは、ファンドレイジングコンサルティングの会社である、CCS社がサポートに入っていたんですが、目標額100億円を見事に集めたことから、その概要の報告をしてくれていました。

いくつか印象に残ったところをあげますと、

100億円は、それこそ数万人の寄付があって成り立っていますが、そのうち、80億円は上位300人弱であげています。やはり、キャピタルキャンペーンは、大口寄付の集め方がキーポイントですね。

△海離ャンペーンでは、当初は白黒の普通の紙を大量コピーして、地域社会で寄付集めをやっていたそうです。アメリカの中でもこうした例は結構めずらしく、100億円規模のキャンペーンでは、だいたいみんな立派なパンフレットを用意してきます。そうしたところがかえって地域社会では新鮮だったのかもしれません。

このキャンペーンの成功を考えるうえで、「これまで培った信用と実績」がものすごい効果をもたらしています。実際の大口寄付者の多くは、これまでこの美術館に一度も寄付したことのない人たちだったようですが、地域社会のつながりを利用してファンドレイジングしていったそうです。その際にこうした人たちをひきつけたのは、「この美術館が地域社会でいかに認知され、尊敬されているか」という信頼と実績にあったという分析をコンサルタントはしていました。やはり口コミ評判というのは本当にあなどれない。

そんなことに気づかされたことを思い出しました。


日曜夜9時からの人気番組である、「行列のできる法律相談所」で、最近、「カンボジア学校建設プロジェクト」という企画をやっています。

行列のできる法律相談所でも、余り詳細の紹介がないのですが、企画としては、有名人100人に絵を描いてもらい、それを番組でオークションにかけるというものです。その売り上げをガンバジアでの学校建設に活かすということになります。

司会の島田伸介氏が絵が上手なこともあり、芸能界でも絵上手で有名な萩本欽一氏や石坂浩二氏など、そうそうたる有名人が手をあげてきています。

ただ、「趣旨には賛同するけど、絵は苦手なので・・」と躊躇をされる芸能人というのも結構多いらしく、100人集めるのには苦労もしているようです。

目指すのは4月にチャリティーオークションということですので、どうなるか今から楽しみなところもあります。

この企画がいろんな意味で成功するうえでいくつかポイントがあるように思います。
第一に、有名人100人を集めきること。最初の数名の有名人がみんな絵がうますぎて、却って他の人が引いてしまったところがあるかもしれません。この日曜日の放送では、北村弁護士がとっても下手な絵を披露して、「こんな私でも参加できる!」というイメージを作ろうとしていました。

第二に、学校建設事業そのものがうまくいくこと。放送やHPからは、どんな組織と組んで事業化しようとしているかは不明でしたが、農村開発や保健医療分野の協力に比べるとシンプルなタイプの事業とはいえ、結果としてきちんと成果がでるようにするには、それなりのプロの関与も必要になってきます。

第三に、チャリティーオークション自体の参加者の確保ですね。日本では、有名人のチャリティーオークションに意外にお金が集まっていない。それは、やはり、支払い能力と意欲のある人をいかにチャリティーオークションに参加させるかというところが最大のポイントです。例えば絵に百万円以上使ったことのある人と絵に1万円以上払ったことの無い人では、当然「想い」や「意気」に感じて支払う金額が全然違ってきます。ここをうまくマネジメントしないと、折角何週間もかけて絵を描いてくれた有名人が、「え・・・たったの10万円??」ということにもなりかねないということで、「もう、こういうのはいいや。いまひとつ達成感がない」となってしまいます。

しかしながら、「絵を描いたら学校が建つ」というコンセプト自体は、とてもチャーミングですよね。絵を描くとき、誰しも、無心になるし、自分と向き合います。そうした時間が世の中の役に立つというのがいいですよね。

4月のオークションが今から楽しみです。

 龍の子学園さんのブログで私のことをご紹介いただいているのを見つけました。

 こちら

 龍の子学園さんには、3月頃から7月頃まで、短期キャンペーンでしたが、かかわらさせていただきました。私にとっても、大変かかわりがいのあるプロジェクトでした。

 龍の子学園さんのスタッフの皆さんの熱意と情熱には本当に感銘を受けました。

 龍の子学園には、日本で成功するファンドレイジングの本質がつまっていると思いました。理屈抜きで、非常に夢があり、想いのある活動があって、それを実現したいと信念を持つ人たちがいることで、資金調達はしっかりと成功できるものであるという認識を強くしました。

 「ファンドレイジングは楽しい!」と本当に心からそう思えるキャンペーンでしたね。

来年4月の学校設立に向けて、ラストスパートですね!みなさん、頑張ってください。

 

週末、「湘南乃風」という人気バンドがきっかけとなっておこった、とてもさわやかな風のニュースがありました。

ムコ多糖症という難病をご存知でしょうか?遺伝子の異常により、体の中の代謝物質「ムコ多糖」の分解酵素を持たないため、「ムコ多糖」が体中に溜まっていき、様々な障害を引き起こす病気だそうです。生まれつきの進行性の難病で骨や内臓に次々と異常が起こり、多くは成人まで生きられず亡くなるというものです。国内患者数もわずか300人ということで余り知られていない病気です。この病気にはいくつかの類型があり、その類型の中には症状を緩和する薬が開発され、アメリカでは既に流通しています。しかし、例にもれず、日本の厚生労働省はなかなか新薬の認可をおろさないという状況が続いていたわけです。→概要はこちら

そうした中、湘南乃風の「若旦那」がこの問題への社会の関心を高めるため、コンサートや署名活動を通じて、働きかけを行い、日曜日のTV番組で舛添厚生労働大臣に直談判し、「10月上旬には認可を出す」ということを明言してもらうという話です。

著名人の持つ影響力って、やはりあるなあ。

全く知られていなかった病気が、今や真っ先に治療薬を認可しようということで、枡添厚生労働大臣の最初の仕事の目玉にすらなりそうな勢いです。

ここで、ファンドレイジング上、著名人の活用戦略のようなものを考えて見ます。
|名人とどうコンタクトするか
著名人の持つ力を最適に活用するにはどうすればよいか
C名人活用のリスクをどう考えるか。

おそらく、個々のNPOにとって、著名人を活用したいと考えた場合、この3つの切り口の検証が必要になると思います。
,鉢△亙未里海箸任△襪茲Δ任い董⊆造鷲塾一体である事柄です。やはり、「どういうことをしてもらうことが、NPO側と著名人側にとってWin-winとなる」かということをあらかじめしっかり検証することが、コンタクトを成功させるうえでは必要なんだと思います。

いくつかのNPOでは、パンフレット上、著名人のメッセージを掲載したり、支援を受けていたりします。活動のイメージが良く、分かりやすい事業を行っている団体ですと、著名人側(個人としてでなくても、所属会社などから)からコンタクトがあるケースもあるようですが、いくつかの事例を見てみますと、やはり多くは、理事や支援者の人脈でコンタクトがなされるようなケースやTV番組などのイベントに一緒に参加した際に生じる縁などでつながりができるケースがあるようですね。

リスクを考えるうえでは、芸能人などですと、所属事務所との関係を考慮する必要があります。著名人の活用ということになると、いろいろと要求事項もありえますので、それへの対応の準備も必要ですね。

こう考えると、いろいろ悩ましいところもありそうですが、一度、著名人にうまくご協力をいただいて成功している団体の事例を収集してみたくなりますね。

木曜日は、龍の子学園のみなさんと、学校設立に向けた資金調達や設立準備について話し合っていました。

この道場でもご報告してきた、龍の子学園の4500万円寄付キャンペーンですが、いろんな人に「それは無理だろう」というようなこともいわれつつ、期限の7月末日を前に、現時点で既に目標額は突破し、まだまだ集まりそうな勢いです。

本当に、日本社会の善意の持つ底力には感銘を受けます。

昨日事務局で、いままで全国各地からよせられた寄付に添えられたお手紙の数々を読んでいて、「ファンドレイジングにかかわってよかった!」と心から感じました。

ひとつひとつの丁寧な応援メッセージ、そして「勇気を与えられた」という言葉の数々。ファンドレイジングキャンペーンが、単なるお金集めではなく、人の想いと想いをつなぎ、感動を広げていく。そうした現場に居合わせていることにとても感謝の気持ちでいっぱいでした。

「ファンドレイジングは単なる資金集めのプロセスではない」

その言葉の持つ意味を、この龍の子学園のキャンペーンでもかみしめています。

龍の子学園のチャレンジも、まだ、スタートラインに立ったばかり。これまでの龍の子学園のスタッフの皆さんの頑張りに敬意を表しつつ、これから学校の設立に向けて課題は山積です。これからが大切なんだと思います。引き続き、応援していきたいと思います。

月曜日深夜のニュース23で、20分以上、応援している龍の子学園の特集がありました。

耳の聞こえない子供たちが、「ろう児」であるということに自信をもって生き生きと過ごしている姿に、改めてこの学校が出来る社会的な意義について考えさせられました。

 子供のころから、「あなたは普通の子の出来ていることができていない。まずは出来るように努力しなさい」といわれて育つ子供たちが、自分の心の中に宿す劣等感や不信感に対して、私たちは余りにも鈍感だったのかもしれません。自分たちが存分に使える手話を通じて自己を表現する機会を与えられ、自我を形成していきながら成長する子供たちの姿をみて、日本の障がい者教育全体に対する強烈な一石を投じる学園であるなと感じました。

日本社会では、子供から大人まで「普通であること」にとてつもなく大きなエネルギーを割いています。

耳が聞こえない子供たちだけではなく、どこの小中学校でも、「みんなと一緒にしたい」という相当のプレッシャーがあります。

こういう「同質圧力」ってホントどこが起源になっているのかと思わされますが、潜在的には、日本社会を覆う概念となっています。

こうした中、「手話だって、立派な言語じゃないか」という、あたりまえのことをあたりまえに主張して、子供に選択肢を提供しようとする学校が、生まれてきていることは、本当に素晴らしいことだと思います。

そして、このプロセスを実現する過程に、「NPO」という法人形態が果たした役割があるということも注目しておきたいところです。行政主導で作られた法人でもなく、企業でも無い、第三軸の法人が、こうした社会変革を達成する。そして、そのプロセスを実現に至らせる重要な要因が、「社会からの寄付」という行為です。NPOや寄付が社会に重要な影響を与えるひとつの好例として、今回の龍の子学園の学校法人化を捉えることが出来ると思います。

皆さん、MS(多発性硬化症)という神経性の病気をご存知でしょうか。現在、神経性の難病は数多くありますが、多発性硬化症は、今、日本に1万人以上いるといわれている、原因不明の難病です。現時点では治療法は確立されておらず、歩行困難になったり、視覚障害などにもなる恐れのある病気です。

この病気、突然、日常生活に入り込んできます。普通の生活をしていた人が、突然かかってしまいます。すぐに症状が出てこなくとも、出産時などに症状が出てきたりする可能性があるという、心理的にもやっかいな病です。

こうした難病に突然かかったことを医師から宣告されたら、皆さんならどうしますか?

嘆く、落ち込む、自暴自棄になる、同じ病気を持つ患者と繋がりあう、少しでも気分を紛らわすために、別のことに専念する・・・
いろんなことが考えられるでしょう。

そうした中、自ら多発性硬化症という神経性難病にかかっていながら、「難病の研究助成に活用するための基金をつくる。」という視点で、正面から取り組んでいる大学4年生の女性がいます。

この方は、内藤佐和子さん。『難病の内藤佐和子が世界をハッピーにするまでのブログ』をごらんいただくと、彼女の取り組みがみれますが、この5月1日にSAWACO基金を立ち上げ、活動をスタートさせたばかりです。彼女自身、3年くらい前に突然、この難病にかかっていることを告知されたそうです。

彼女からは、数ヶ月前にも一度、相談を受けていましたが、今回、SAWACO基金を立ち上げたという第一歩を踏み出したということで、昨日、今後のファンドレイジングなどについて相談にいらした次第です。

立ち上げ段階では、いろんなひとに批判めいたことや無責任な意見もいわれたりしたこともあり、相当、参ったようです。彼女のこの取り組み、まさに「命を削って」やる活動という気がします。こうした基金づくりに奔走して、ストレスや疲労が溜まることが、体にいいとはいえない。それでもなお、次世代の、同じ難病を告知されるであろう子供たちのために、今、この難病克服のために自分が動かなければいけないという「想い」。この「想い」にとても感銘を受けました。

余談ですが、私(鵜尾)の人生訓のひとつは、「批判するより、批判される人生を歩め」です。そのほうが、絶対的に楽しい人生が歩めると思っています。

まだまだ、立ち上がったばかりの基金で体制面など、これから整備していくところですが、社会を変えていくのは、こうしたエネルギーです。このSAWACO基金、必ず成功させたい、この「想い」を実現させたいと思いました。今、残高はほとんどない基金です。この基金が億を超える日まで何日かかるか。しかし、必ず超えさせたいと思いました。

人間の持つ「夢」と「情熱」の力は社会に影響を与えることができるのか。

この「道場」の皆さんも、是非、応援してあげてください。


今日は、夜、龍の子学園の学校をつくるために資金調達キャンペーンの会議がありました。

いつものように、とても楽しく、盛り上がる会議でしたが、これまでの目標額の4500万円に対して、約3700万円の振込みがあったようです。

しかも、これまでに三菱財団、花王などの大手企業系の支援のお話もいただき、龍の子学園のキャンペーンが非常に大きな広がりを持ってきました。

日本ではじめての「ろう児のための手話教育を行う学校」の設立のために、7月末までに4500万円を集めなければならないという寄付キャンペーンとして行ってきていますが、日本社会の善意も捨てたものではないということ、そして、関係者の「情熱」がいかにファンドレイジングの成功にとって大切かということを改めて感じさせられました。

7月16日(海の日)には、東京の木場公園野外ステージ(300人収容)で学校設立にむけてのチャリティイベントを行うことも決定しました。また詳細ご案内しますが、フリーマーケットも出て、楽しく、夢のあるイベントになりそうです。

ファンドレイジングというのは、本当に「楽しい」ものだと感じた一日でした。

個人的に応援している、ろう児のための「夢の学校」を創ろうとい「龍の子学園」のファンドレイジングキャンペーンについては、このサイトでも何度かご報告していますが、3月31日に、朝日新聞の夕刊一面にトップの取り扱いでこの寄附キャンペーンを取り上げていただいたことの反響はとても大きいですね。

電話一本で100万円の寄附を申し出られた方もいたようです。

7月末までに4500万円を学校設立準備金として集めないといけないという、この期限限定キャンペーンですが、新聞報道というのは(それも一面トップというのは!)たいした影響力だなと感じています。

朝日の一面トップ記事の広告効果は7千万ともいわれていますが、その認知効果以上に、信用力を高める面での効果も期待できるところがあるように思います。

4月21日(土)のファンドレイジング研究会では、こうした寄附キャンペーンでのメディア活用のポイントなどについてもご紹介していきたいと思います。まだ残席がありますので、ご関心のある方は、どなたでもお越しください! 詳細はこちら

4月21日の第一回ファンドレイジング研究会ですが、

申し込み用のメールアドレスken.ito@sv-tokyo.orgが、先週末以降、サーバのトラブルでお送りいただいたメールを受信できていないときがあることが分かりました。

誠にお手数ですが、もし、お申し込みをいただいたのに、24時間以内に受け付け了解のメール返信が無かった方は、info@svptokyo.netまで、再度お申し込みをお願いいたします。

誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解とご協力をお願いします。

最新のご案内は、東京ソーシャルベンチャースのHPをご覧ください

鵜尾

さて、急ですが、ファンドレイジング研究会を開催することにしました。

ちょっと前からご紹介している、今年上期で個人的に一番注目している寄付キャンペーンの、「龍の子学園」設立のための寄付キャンペーンを生きた題材にして、参加者と一緒に龍の子学園の寄付キャンペーンを企画するという研究会を開催したいと思います。

私も、ご一緒していて、本当に気付きの多い寄付キャンペーンだと思います。
日本における寄付集めに関心のあるかた、NPO関係者、支援者の方やファンドレイジングに関心のある方(みんなですね)、是非ご参加ください。

設定の都合上、人数が限られてしまって申し訳ありません。ご関心のある方は早めに申し込んでください。


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(転送歓迎)
第一回ファンドレイジング研究会
「夢の学校」を創るための寄付キャンペーンを企画しよう!

「東京ソーシャルベンチャーズ」と情報発信サイト「ファンドレイジング道場」は、
日本のNPOの寄付集めについて考える、第一回「ファンドレイジング研究会」
を4月21日に開催します。第一回は、東京都の特区申請を活用して、ろう児
のための「夢の学校」を創ることを目指しているNPO法人龍の子学園の、今、
まさに実施中の寄付集めキャンペーン(今年7月末までに4500万円の学校
設立基金を集めるキャンペーン)を題材に、参加者と一緒になって、効果的な
寄付集めキャンペーンを企画する方法について考えます。


■開催日時 4月21日(土) 13:00開場 13:30開始(3時間)
  ○キャンペーン型ファンドレイジングの事例紹介と成功のポイント
      発表「ファンドレイジング道場」主宰 鵜尾雅隆
  ○龍の子学園の活動と特区申請を通じて実現したいこと
      発表(特非)バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター
         設立準備委員会事務局長 玉田さとみ
          事業推進部(特区担当) 長谷部倫子

  ○「夢の学校」実現に向けた寄付キャンペーンを企画するディスカッション

■開催場所:慶応義塾大学三田キャンパス
■定員:42名 (事前登録が必要。)
■参加料:1500円
■問い合わせは:info@svtokyo.net, http://www.sv-tokyo.org
■ご参加を希望される方はinfo@svtokyo.netまで、
  氏名
  ご所属
  肩書き
  e-mail
   期待することなど一言
を記載のうえ、ご連絡ください。追って会場の案内等の詳細をご連絡します。

(以下参考)
■3月31日付新聞報道
http://www.bbed.org/information_folder/07-4-1.html
■ 龍の子学園のHP http://www.bbed.org/


昨日ご紹介した「たる募金」ですが、後半では、かなり企業が「たる募金箱」を営業所などにおいてくれて、そうしたものの寄附が結構な額になっています。

たる募金箱の設置場所は合計で1200ヶ所を越えているようですが、パチンコ屋さんが営業所に設置したり、地元銀行が支店においたりといったことが各企業でかなりひろまったようです。

さらにアサヒビールが「たる募金応援缶」を広島で発売するなど、企業の営業の側面でも活用する動きが広がったようですね。

やはり、「たる」というのが、ビジュアル的に面白いし、広島市民にとってのシンボル的な存在である広島市民球場の球場建設というのが寄附の目的というのも共感を得やすいテーマであったということが大きいですね。

しかし、ここでやはり注目したいのは、地元経済界が一体となったときのパワーですね。地方では、経済界も狭い世界ですので、地元の有力企業群がキャンペーンを支援するとなると、その実行委員会に加わること自体がひとつの企業にとってのメリットとなるという側面もあります。

日本の寄附を考える際、やはり地方の経済界と一体となったアプローチというものが持つ有効性について改めて大切さを感じますね。

寄附キャンペーンについては、日本でもいろいろな取り組みがあります。

その中でも、広島市民球場の改修費用を捻出するための寄附キャンペーンがありましたが、2005年までの1年間で、1億2千万円を集めて、見事目標額の1億円を集めきったという事例があります。

この寄附キャンペーンですが、特徴的なのが、
 屬燭詈膓癲廚箸いΑ⊂歡的な募金集め手法を前面に押し出し運動を広げたこと
地元メディアの大半が実行委員会に加わったこと

の2点があげられます。

実はこの「たる募金」ですが、かつて広島カープが1950年の設立当初、大変な財政難に陥いった際、市民が「たる募金」というのをはじめて、400万円程度を集めたということがあります。

今回の募金キャンペーンも、そうした伝統をうまくいかして取り組んでいるところが、地元社会の「古きよき伝統」感をかもしだすのに一役買っているところがあると思います。

今、寄付キャンペーンを応援している龍の子学園が、3月31日の朝日新聞の夕刊の一面に掲載されました。
http://www.bbed.org/information_folder/07-4-1.html

社会的知名度の無い団体にとって、短期決戦で寄付を集めるという際には、マスメディアでの社会認知というのが、とても重要な要素です。

この新聞報道が、このキャンペーンにとって、ひとつの「スタートの号砲」のような位置づけになったと思います。

この報道をきっかけとして、7月末までに4500万円が集めきれ、「夢の学校」が設立できるよう、引き続き応援していきたいと思います。






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