6月16日から愛知、大阪、福岡、宮城で開催した休眠口座活用推進全国キャラバンを終了しました。私が確認できているだけで、三重、岐阜、京都、和歌山、兵庫、熊本、大分、佐賀、福島のNPOの中間支援組織などの方も参加していただきましたので、13県の方がご参加いただいたような感じです。特徴的なのは、NPOの方だけではなく、銀行(特に地銀や信金、労金の方たち)や企業、ソーシャルビジネス系の方やメディアの方たちなどがたくさんご参加いただいたこと。その中で、地域を元気にしていくために、この資金をどう活かしていけるのか、そのためにクリアしないといけないことは何なのか、といったことについて、非常に参考になるご意見をいただきました。
 (※賛同人もオンラインで募集開始!http://kyumin.jp

参加者からの言葉で印象に残ったこと。
「この機会に、地銀と地元のコミュニティファンドで一緒に地域の課題解決ファンドを創って、休眠預金と地銀や自治体の資金を更に加えて、みんなで協力して課題解決をしていこう」という提案や

「NPO・社会起業家も、この機会に『やれること』をやっている段階から、『やるべきこと』をやる段階に意識をステージアップさせないといけない。自分の庭でできることを細々とやるという発想から、地域の課題を全体として解決させることを考え、実践する発想にかわるべき」というご意見

「この休眠預金活用開始に向けて、『新しい社会課題の解決の担い手』がどんどん起業していくような流れを、先に創っていくことで、既存にない新しい発想の社会課題の解決策が生まれるようにしていくべきだ」というご提案

「大きな川の流れから、いったんため池に水を引き込んでプールし、そこから各地の、小さいため池に水を渡す。さらにそこから、小さな水門でレギュレートしながら、いろんな田んぼに、水路でやさしく、水を還流させてあげる。各地の天候や気候や地形に合わせて、最適な水の流し方は、田んぼごとに違うので、各地の水守りが、それぞれ地域の実情に合わせて水を管理する。そんなイメージです。」

具体的なところでは、成果をどう図る枠組みをつくっていくといいのか、依存関係にならないように、自己財源絶対額の増加を資金受入れ団体に共通的に求めていくべきではないか、地域の資金受け皿の無い地域で、今後、どうやってコミュニティファンドを構築していくのか、ソーシャルファイナンスの目利き力のある人材をどう確保し、育てていくのかといったことも議論になりました。更には、国民世論を前向きに盛り立てていくためにも、この資金が社会的に有効活用される流れを確かなものにするためにも、ソーシャルセクター全体として、「こうやって活かして、地域の課題を解決するぞ!」というアイデアやメッセージを積み上げていくことの重要性もでました。

この第一回の全国キャラバンを受けて、これから超党派議連のみなさんへの提案書を取りまとめます。そして、更に夏にかけていろいろ各地を回っていこうと考えていますので、みなさん、よろしくお願いします。

※ 休眠口座国民会議では、休眠預金の社会的活用に賛同していただける方をオンラインで募集開始しました!http://kyumin.jp 賛同人の方には、常時状況のご連絡、提案書案の送付とコメント依頼など、一緒に夢を実現する仲間として、ご連絡・ご相談をさせていただきます!