この数年、大きな成長と変化を遂げてきたファンドレイジング業界。

では、これから起こることってどんなことがあるのでしょうか?

私たちは、次の5つのことがとても重要な「起こる・起こす変化」だと思っています。

第一のポイント 相続での寄付が伸びる

2013年は、なんといっても相続税の増税が重要なテーマになります。
そのことがあるために、2013年に入ってから、やけに「相続特集」の雑誌が多いと思いませんか?
ここで抑えるべき数字は3つ。

年間の相続発生額は40-50兆円ある。
40才以上の人の21%は相続の一部を寄付してもいいとおもっている
しかし、遺言を書く人は日本人の1割にしかすぎない。

つまり、可能性はあるが、そもそも遺言を書かない日本人である限り、相続寄付は起こらない・
ということがあるんです。最近の「相続特集」は「遺言書かないと「争」続になりますよというトーンですので、
これはいい傾向だなと思っています。

第二のポイント 金融機関、士業が重要な役割を果たす

社会貢献したい人が7割にいたる時代になってきましたので、金融機関、弁護士、税理士、会計士、ファイナンシャルプランナーなど、そうした人たちの人生設計や資産管理とつながる人たちの役割がますます重要になってきます。かつては、相続寄付の相談をしたら、顧問弁護士に「やめときなさい」「行政に寄付しなさい」みたいなアドバイスが結構あったりしたということも聞きます。このところ、変えることってとっても効果があります。


第三のポイント クラウドファンディングが更に進化する


オンラインの寄付の仕組み、この2-3年ではっきりと次のステージに日本は進化しました。これってこれからもどんどん面白い仕掛けが生まれそうな予感があります。ファン(楽しい)度レイジング(c東森)ですね!

第四のポイント 富裕層の寄付が進む

社会の空気が社会貢献モードに関心を高めていくと、次に起こる変化は富裕層の寄付の動きです。
米国でも富裕層が寄付するというだけではなく、自らファミリー財団を設立するということがあります。
こうした、富裕層が人生での経験やネットワークを活かした、「自分らしい社会貢献」を企画する時代がそろそろやってきそうです。


第五のポイント NPO・社会起業家の「成長するモデル」が増える


「NPOが成長する?」と疑問に思う人がいるかもしれません。しかし、今、NPOは2極化しつつあります。成長モデルが組めるNPO・公益法人や社会起業家とそうでないNPO等です。既得権益的に行政から資金をもらってこれていたような団体もありますが、そうしたことがどんどん見直される中、「成長モデル」を組める団体に資金も関心も集まる時代がきます。経営の成長は、受益者の増につながり、ミッションの達成につながる。そうしたことが、資金とつながる時代が来ます。

これから、更にいろんなことが進化していきそうです。ホントにやること、やれることがたくさんあるフロンティア、ですね!