米国で12兆円の残高のある、特定寄付信託である、プランドギビングを日本でも実現するための税制改正を要望してきている件ですが、先日の民主党要望に載せていただくことができたことができたのはお伝えしていました。

その後、財務省のいわゆる「0次査定」では、「D評価(認められない)」が出ていたんですが、今回の税制調査会の検討で、日本版プランド・ギビングが「C評価(要望内容の抜本見直しができなければ、認められない」にランクアップしました。


A:認める。(法案の提出等を前提とするものを含む)
B:要望内容(要件等)の見直しが適切に出来れば、認められる。
C:要望内容の抜本的見直しができなければ、認められない。
D:認められない。
E:要望内容や要望の前提となる制度等が未確定であるもの。
F:要望府省が、要望を取り下げたもの。
G:24 年度以降の検討課題とするもの。
P:判断を保留するもの。
―:「主要事項」の中で取り上げるもの等。


これって厳しいようですが、A評価がつくのなんか、もう、他の新しくできた法律の関係で、誰がどうみてもやらないと違法状態になっちゃうとか、そんなものしかありませんので、ほとんどがD,E,G、Pなんかになるわけです。

いわば、財務省として「今は検討もしませんよ、却下ですよ」というものですね。

ここから「C評価」にあがることってとても大切。

つまりは、「検討しますよ」というステージにあがったということです。

D評価は、「ゼロ」ですが、C評価は「1」以上にはなっている。この差は大きい。

赤信号が黄色に変わった。

気をつければ、渡れるところまできました。


この1月にプランドギビングって言っても、「?」な反応がたくさんありましたが、

この1年、

新しい公共円卓会議へのピースウインズ大西委員からの提案、

政府への要望の共同提案(公益法人協会、日本ファンドレイジング協会、NPO事業サポートセンター)、

文部科学省・金融庁からの日本版プランドギビング信託にかかる税制改正要望提出、

民主党税制改正要望に、日本プランドギビング信託が「実現に向けた措置を講じる」として明記、

財務省0次査定でD評価

政府税調の検討段階で、財務省査定C評価にランクアップ


と、一歩一歩前に進んできました。

アメリカでプランドギビングに出会ったのが2004年。

地域社会のお年寄りが幸せになり、寄付が大きな流れになる様子を見ることができました。

様々な人のお力添えをえて、日本版プランドギビング信託、政府アジェンダになり、
もう一歩で実現できるところまできています。

3月の新しい公共円卓会議に提出するペーパーを作っていたときには、

自分でもどうなるか分からないと思っていましたが、

ドアをたたくと、どんどんいろんな人たちがかかわり、応援し、動き始めました。

もう少し。

日本で寄付が進むメカニズム。信託銀行の窓口6000人が寄付を勧めたくなる仕組み。

なんとか実現したいと思います。