日曜夜9時からの人気番組である、「行列のできる法律相談所」で、最近、「カンボジア学校建設プロジェクト」という企画をやっています。

行列のできる法律相談所でも、余り詳細の紹介がないのですが、企画としては、有名人100人に絵を描いてもらい、それを番組でオークションにかけるというものです。その売り上げをガンバジアでの学校建設に活かすということになります。

司会の島田伸介氏が絵が上手なこともあり、芸能界でも絵上手で有名な萩本欽一氏や石坂浩二氏など、そうそうたる有名人が手をあげてきています。

ただ、「趣旨には賛同するけど、絵は苦手なので・・」と躊躇をされる芸能人というのも結構多いらしく、100人集めるのには苦労もしているようです。

目指すのは4月にチャリティーオークションということですので、どうなるか今から楽しみなところもあります。

この企画がいろんな意味で成功するうえでいくつかポイントがあるように思います。
第一に、有名人100人を集めきること。最初の数名の有名人がみんな絵がうますぎて、却って他の人が引いてしまったところがあるかもしれません。この日曜日の放送では、北村弁護士がとっても下手な絵を披露して、「こんな私でも参加できる!」というイメージを作ろうとしていました。

第二に、学校建設事業そのものがうまくいくこと。放送やHPからは、どんな組織と組んで事業化しようとしているかは不明でしたが、農村開発や保健医療分野の協力に比べるとシンプルなタイプの事業とはいえ、結果としてきちんと成果がでるようにするには、それなりのプロの関与も必要になってきます。

第三に、チャリティーオークション自体の参加者の確保ですね。日本では、有名人のチャリティーオークションに意外にお金が集まっていない。それは、やはり、支払い能力と意欲のある人をいかにチャリティーオークションに参加させるかというところが最大のポイントです。例えば絵に百万円以上使ったことのある人と絵に1万円以上払ったことの無い人では、当然「想い」や「意気」に感じて支払う金額が全然違ってきます。ここをうまくマネジメントしないと、折角何週間もかけて絵を描いてくれた有名人が、「え・・・たったの10万円??」ということにもなりかねないということで、「もう、こういうのはいいや。いまひとつ達成感がない」となってしまいます。

しかしながら、「絵を描いたら学校が建つ」というコンセプト自体は、とてもチャーミングですよね。絵を描くとき、誰しも、無心になるし、自分と向き合います。そうした時間が世の中の役に立つというのがいいですよね。

4月のオークションが今から楽しみです。