週末、「湘南乃風」という人気バンドがきっかけとなっておこった、とてもさわやかな風のニュースがありました。

ムコ多糖症という難病をご存知でしょうか?遺伝子の異常により、体の中の代謝物質「ムコ多糖」の分解酵素を持たないため、「ムコ多糖」が体中に溜まっていき、様々な障害を引き起こす病気だそうです。生まれつきの進行性の難病で骨や内臓に次々と異常が起こり、多くは成人まで生きられず亡くなるというものです。国内患者数もわずか300人ということで余り知られていない病気です。この病気にはいくつかの類型があり、その類型の中には症状を緩和する薬が開発され、アメリカでは既に流通しています。しかし、例にもれず、日本の厚生労働省はなかなか新薬の認可をおろさないという状況が続いていたわけです。→概要はこちら

そうした中、湘南乃風の「若旦那」がこの問題への社会の関心を高めるため、コンサートや署名活動を通じて、働きかけを行い、日曜日のTV番組で舛添厚生労働大臣に直談判し、「10月上旬には認可を出す」ということを明言してもらうという話です。

著名人の持つ影響力って、やはりあるなあ。

全く知られていなかった病気が、今や真っ先に治療薬を認可しようということで、枡添厚生労働大臣の最初の仕事の目玉にすらなりそうな勢いです。

ここで、ファンドレイジング上、著名人の活用戦略のようなものを考えて見ます。
|名人とどうコンタクトするか
著名人の持つ力を最適に活用するにはどうすればよいか
C名人活用のリスクをどう考えるか。

おそらく、個々のNPOにとって、著名人を活用したいと考えた場合、この3つの切り口の検証が必要になると思います。
,鉢△亙未里海箸任△襪茲Δ任い董⊆造鷲塾一体である事柄です。やはり、「どういうことをしてもらうことが、NPO側と著名人側にとってWin-winとなる」かということをあらかじめしっかり検証することが、コンタクトを成功させるうえでは必要なんだと思います。

いくつかのNPOでは、パンフレット上、著名人のメッセージを掲載したり、支援を受けていたりします。活動のイメージが良く、分かりやすい事業を行っている団体ですと、著名人側(個人としてでなくても、所属会社などから)からコンタクトがあるケースもあるようですが、いくつかの事例を見てみますと、やはり多くは、理事や支援者の人脈でコンタクトがなされるようなケースやTV番組などのイベントに一緒に参加した際に生じる縁などでつながりができるケースがあるようですね。

リスクを考えるうえでは、芸能人などですと、所属事務所との関係を考慮する必要があります。著名人の活用ということになると、いろいろと要求事項もありえますので、それへの対応の準備も必要ですね。

こう考えると、いろいろ悩ましいところもありそうですが、一度、著名人にうまくご協力をいただいて成功している団体の事例を収集してみたくなりますね。