銚子電鉄の特集3日目です。

銚子電鉄の「ぬれせんべい」戦略、参考になるところがいろいろあるなという感じがしますが、現在は、ぬれせんべいの販売に加えて、「銚子電鉄サポーターズ」という支援組織ができています。

千葉ロッテの小林投手も特別会員になっていたりしますが、一口1000円で個人一口以上、法人10口以上で支援金を集める基金を設置しています。既に1500万円を超える資金が集まってきているようです。

5月末には、「銚子電鉄物語」という、ネーミングも良いDVDを発売しはじめたそうですが、廃線寸前のローカル線が、既に観光名所化してしまいそうな勢いに、社会とのコミュニケーションの仕方によって、こうしたドラマが生まれるという構図にとても興味が惹かれます。

昨年の今頃は、銚子電鉄は、本当に展望なく、廃線になってもおかしくない状態であったわけですので、これだけの社会の注目を浴びるとは、誰も思っていなかった。

しかし、「ぬれせんべい」という、銚子電鉄を体現する商品を「必死に売る」というプロセスで、ローカル線への想いが伝わり、社会の共感と支援が広がってくる。

そして、その支援の受け皿として、基金が生まれ、お客が増えるという、この構造には、ファンドレイジングが資金を媒介として社会との共感を広げるという視点でも類似性を感じるとてもよい事例と感じました。