先日、ある大学の教授をされている方から、

「様々なNPOの資金(寄附)仲介組織の存在が、日本の寄附活動を刺激し、日常生活の中で社会に貢献する寄附という行為を定着させるかどうか。」
という視点での質問を受けました。

私が、そのときご回答申し上げた認識は次のとおりです。

資金仲介組織の機能を大別すると次の3点に集約されると考えています。
/用補完機能 寄附機会提供機能 C成感の補完機能

若干説明しますと、
「信用補完」は、ひとつひとつのNPOでは限られた信用力でも、仲介団体には専門的なスタッフがいて、きっちり成果管理をしてくれるであろうという社会的期待を指します。
アメリカのUnited Way やCommunity Shares、コミュニティ財団なども同様の機能を有しています。

「寄附機会提供機能」は、「寄附しやすい」環境を提供して仲介するというもので、ガンバNPOネットのクレジットカード寄附システムや、共同募金の募金キャンペーンなどもその一種です。

「達成感の補完機能」は、「東京ソーシャルベンチャーズ」などのように、寄付者に単なる寄附を超えた達成感(寄付者同士での繋がりや寄付者がまとまることでの金額的インパクトによる)を提供するものです。

こうした枠組みを整理したうえで、明日は、日本の寄附仲介組織をどうこの中で整理するかという視点でお話ししたいと思います。