2月8日放映の「プロフェッショナル:仕事の流儀」を録画していたので、日曜日に見てみました。

今回は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の石井教授の紹介でした。

彼は、今までに無い、まったく新しいコンピュータを開発するチームを率いていて、今、MITでも最も注目されているコンピュータ研究者です。

彼のプロフェッショナルとしての「独創性」にこだわり続けるスタンスはそれはそれでとても刺激的だったんですが、私が一番印象に残ったのは、このフレーズでした。

質問「石井さんにとって”プロフェッショナル”とは何ですか?」

石井氏「自分が死んだあとの未来の世代にもいい影響を与えるような仕事をすることにこだわるということかなあ」


私、このフレーズを聞いて、なるほどと感じたんです。

真のプロフェッショナルは、自分の仕事を通じて、社会に貢献する成果を出す。それが、今の世代だけではなくて、未来の子供たちの世代にまで良い影響を与えるものとしていく。

素晴らしい哲学だと感じました。

ちょっと関係するかもしれませんが、昨日、カーネギーのお話を少しご紹介しました。カーネギーは、事業としての成功だけでみると、当時、他にももっと成功した人はたくさんいたようです。当時、もっとお金持ちになった人も、もっと尊敬された経営者もいました。

しかし、「次世代に良い影響を与えた人物」として歴史に名を残しているのは、カーネギーです。

それは、むしろ彼の慈善活動にあり、また、次世代に良い影響をつないでいこうとして取り組んだ様々な事業にあります(有名な「ナポレオン・ヒル・プログラム」の発注者もカーネギーだったようですね)。

人はいつかはこの世を去ります。「いいおじいちゃんだったね」だけで終わるか、「歴史に名を残す」かというところで、社会貢献や寄付、慈善活動というのが位置づけられて社会に認識される時が、日本社会でもそう遠くなく来るような気がしています。