昨日のトヨタのケースって、とても示唆に富んでいますよね。

多くの企業や行政組織って、「昨日よりは少しましになろう」という漸進主義にとらわれているところがとてもたくさんあります。

漸進主義では、想像力も知恵もあまり要りませんし、自分の経験や能力の組織内評価の前提もあまり変わりません。

他方で大躍進主義とは、高い目標を掲げて、それに到達するためのプロセスを次に考えるというアプローチです。

組織がどのような行動に出るか、どのような知識を求めるか、そのような発想をするかは目標の大きさと直接関係がある(P&Gグループ副社長 ジョン・オキーフ)

ジェネラル・エレクトリック社は、組織的に「大きな目標」を「ストレッチゴール」と呼んでいるそうです。

同社では、
「ストレッチゴールは、仕事の効率をあげるための人工的な刺激剤だ。ストレッチゴールを掲げることで、「型」にはまった従来の考え方から抜け出せる。」としています。

思い切り高い目標をかかげ、それを達成するための最も有能な人材を集め、アイデアをあらゆるところから募る。すなわち、できることはすべて行うというモードに組織をもっていくために「高い目標」を設定することが成功の秘訣なんだということです。