いやー、皆さん、昨日の夏の甲子園決勝、ご覧になりました？

私は、夜の番組でみたんですが、延長再試合というだけでもすごいのに、田中、斉藤両投手の投げあい、そしてトータル24回戦って、わずか1点差という接戦。

そしてなによりも、この球史に残る名勝負、奇跡的な投手戦の真打ちでもある、田中、斉藤が、9回二死の場面で、直接対決（斉藤がピッチャーとして、田中が最後のバッターとして）して、豪快な田中の三振で決着がつくという、あだち充の「タッチ」でも、これだけドラマチックな結末は書けないですよね！（例えが古いでしょうか？）

昨日の決勝戦の第一試合はTV観戦していましたが、延長15回の斉藤投手の連続140キロ超のストレートには、鳥肌が立ちました。

筋書きの無いドラマ、必死に頑張る姿が見ている者を感動させるという瞬間。本当に素晴らしい瞬間をいただいて、両校の選手達に感謝したいと思います。

感動といえば、私がNPOが好きなのも、マネジメントやファンドレイジングを何とかしたいと考えるようになったのも、20代で「NPOには感動がある」と確信したからだと思い起こします。

NPOで一生懸命何かを成し遂げようとしている人たちは、見ているものに、素直な感動を呼びおこすことがあります。また、スタッフでなくても、NPOを通じて、今まで体験できなかった何かを体験し、震えるような感動を得るボランティアがいたりします。あるいは、NPOの支援を受けて、「生きていて良かった」とまで言ってくれる方がいたりします。

こうした、これまでいろいろなNPOを通じて感じることのできた「感動の潜在力」をしっかり開花させたい！そういう気持ちがどこかしら自分の原点にあるような気がします。

熱闘甲子園。

本当に熱闘でした。久しぶりに高校野球を見て、本当に鳥肌がたちました。
自分も彼らのように、一生懸命取り組んで、人に感動を与えられる人生を歩めるよう、精進していきたいと考えさせられました。