昨日、国際協力NGOのシャプラニールの代表理事の大橋さんと、日本国際折ボランティアセンター(JVC)の高橋さんにお越しいただいて、講演会をやりました。

この講演会は、ファンドレイジングとは関係なく、日本の政府開発援助をどう変えていくとよいのかというようなテーマで、職場の同僚有志と企画した講演会でしたが、その中でも、講演内容に「NGOへの助成金が増えることは、本当によいことなのか?」という自問自答が含まれていて、「助成とNPO」についても考えさせられました。

日本では、いわゆる助成財団が弱い(アメリカの8万団体にくらべ、1200団体程度)ので、政府が業務委託や助成という形で流す資金フローの役割がどうしても相対的に大きくなります。

そうしますと、政府資金をあてにする団体が増えますので、「政府から独立した存在としてのNPO」という感覚がどうしても薄れてきます。こうした精神面・哲学面での課題がまず、出てきます。

また、政府資金は比較的大きなロットになりがちですので、NPO側もどうしても大きな助成に目が行って、ひとつひとつの個人寄付をないがしろにする感じがでてきてしまうという側面もあります。

こうした懸念を持ちつつ、いかにしてうまく政府資金を活用するかということが、日本型ファンドレイジングのひとつの特徴的なトピックなんだなと思います。