今日は、ちょっとアメリカのNPO事情です、

ファンドレイジングを成功させるうえで、「ボランティア」というものの存在をどうとらえると良いのか。直感を刺激する数字があります(出典 Independent Sector 2002.9)

 成人を対象とした調査で、
 ヾ麌蹐世韻鮃圓人 46%
 寄附もボランティアも行う人 42%
 ボランティアだけを行う人 2%
 い匹舛蕕發笋蕕覆た諭。隠亜

 日本でも、赤い羽根の共同募金のような小額寄附も含めると、相当程度の方が寄附を行うわけですが、この数字、次のような読み方ができます。

 「アメリカでは、ボランティアをやった人はきっと寄附をする」

 この調査で、ちょっと直感から外れたのは(私の通っていた大学院にいたアメリカ人のクラスメイトにとってもそうでしたが)、ボランティアだけをやって寄附はやらないという人が2%しかいなかったという事実です。

 アメリカと日本の状況は色々違いがあるという理解を勿論前提としつつも、ファンドレイジングの成功の第一歩に、ボランティアのネットワーク拡大という要素が無視できないということを改めて感じます。

 もうひとつ、同じ調査の結果ですが、ボランティアを行った理由に関する質問です。

 ,修NPOにボランティアをしないかと頼まれたから 63%
  (Volunteered when asked)
 特に頼まれた訳ではなく、自発的に 25%
  (Volunteered even though not asked)

 「ボランティア」という言葉自体は英米語から日本に来ています。日本では、この「ボランティア」という言葉の解釈で、結構議論になることがありますよね。「そもそも、ボランティアとは・・・」というような。

 その経験からは、この数字も私にとっては驚きでした。実にアメリカのボランティアの6割以上は、「頼まれた」ときにやっていると答えているというんです。寄附もそうですし、ボランティアもそうですが、「頼む」という行為の重要性を改めて感じました。