まず、こちらのサイトを見てください。http://www.ayanokouji.com/link/transplant.html
私にとっても発見でしたが、非常に多くの移植手術等のための募金活動があります。このサイトで紹介されている「○○さんを救う会」というのは43会(43人分)あり、目標額達成はなんと39会にのぼります。目標額に対して8割程度が集まり、手術⇒無事退院までこぎつけたものが2つありますので、それを含めると、紹介されている「救う会」の95%が目標額を集めるか、手術にいたっていることになります(但し、この中には、目標額は達成したけれども、間に合わず、永眠された方が10名が含まれます)。

この数字を見て、改めて日本社会の善意の持つ潜在的なエネルギーに震えるほどの感激を覚えます。私の長女も、幼くして心臓手術を行いましたが、このときの親としての不安や悩みは、とても一言でいいあらわせるものではありません。私の娘の場合は、移植は必要ではありませんでしたが、移植が必要だとすると、数千万という、自分の力だけではどうしようもないお金の前に、父親としての無力感の中で絶望したのかもしれません。そうした思いにある両親を、日本社会の善意が救っているという事実に、本当に、感激します。

こうした善意の橋渡しを、いろいろなNPOの活動で担い、感動を生み出すのがファンドレイザーの仕事だと思います。

さて、私の感傷はさておき、ここで、もう少し、実態を見ていきたいと思います。
ある、I・Y君を助ける会の会計報告を見てみます。このキャンペーンの目標金額は6000万円です。キャンペーン開始が9月12日の地元市役所記者クラブでの記者会見、12月には渡米しています。

収入内訳はこんな感じになります。
総収入 1億1943万4792円
内訳ヽ稿募金 667万9432円
内訳∧膓眸◆ 。隠沓横桔4706円
内訳持ち込み 1618万7246円
内訳た狭み  7931万3417円

このキャンペーンでは、千葉ロッテマリーンズが協力して、ホークス戦の3試合で募金活動を行っていました。その際の募金収入は424万円でした。もちろん、千葉ロッテマリーンズが協力しているという事実で、メディアの注目度が高まったという副次的効果があったことは間違いありませんが、全体の金額からすると、ロッテマリーンズでの募金活動はあくまで一部の収入であって、大部分はそれ以外の収入源から集めていることがわかります。 このキャンペーンの場合、約3ヶ月で1億円を集めたことになりますが、実は、別のケースでは、実質2週間で1億円を集めきった救う会もあります。