ファンドレイジング道場

民間非営利組織(NPO)や社会起業家のファンドレイジング(資金調達)についての考え方、アイデア、事例などを発信しています!

日本は、課題先進国です。税金だけではもはや社会問題は解決できない。
そこで、行政資金に頼らずに民間の解決策が必要ですが、
ソーシャルビジネスで稼ぎながら解決することができるところはいいのですが
そうでない分野もある。あるいは、ソーシャルビジネスでもスケールさせる
ときには、支援性資金がいる。

これは、NPOのため、とか、市民参加で寄付が大切とかといったことを超えて
日本社会の未来、あるいは三菱総研の小宮山理事長の言葉をお借りすれば
「先進国はすべて寄付が社会を構成する重要な要素にならざるを得なくなる」
という状況が生まれてきているということなんだと思います。

じゃあ、この日本で、どうやってこれを進めるのか。
うすうす感じ始めている人は多いんですが、まだ空気ができているとは言い難い
ですよね。

でも、日本は「空気社会」だから、その流れさえ生まれてしまえば、
広がりを見せる可能性がある。これが日本社会の運気好転のきっかけになる。

そこで昨年始めたのが「寄付月間〜Giving December」というチャレンジでした。
http://giving12.jp

寄付月間2015ビデオhttps://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=aqx-e5CZV5s

やはり、人前で寄付について語れる空気というか機会を創らないといけないし、
面白く楽しくいろんな寄付関連企画が生まれて、ムーブメントになるような期間を
設けないといけない。これが寄付月間だったんです。

こういうナントカ月間って、だいたい政府が閣議決定とかして始まるんですよね。

でも、これは完全な民間イニシアチブ。予算150万円くらいで、35の企業、NPO、行政
が実行委員会作って、ほそぼそと立ち上がった感じでした。全国にいろんな企画が
自発的に生まれて、それを僭越なら「公式認定企画」とか承認させてもらって、という虫のいい
ことを考えていました。

そしたら、初年度、23の企画が全国で生まれて、123の賛同パートナー法人も生まれて
ビルゲイツさんが来てくれて、東海でカンパイチャリティが生まれて2000店舗近くが
参加してくれて、43件の寄付関連報道があって・・・・となんだか楽しいひと月に
なりました。

「こういうのって2回目が大切だよね」

という合言葉で今年の12月の寄付月間の準備をはじめたんです。
いよいよ来週の12月1日から今年の寄付月間スタートしますが、
なんと、今の段階で公式認定企画が67企画、賛同法人も390法人にいたり、昨年の
3倍のスケールになりました。政府も後追いで「閣議決定」してくれたりして、なんだか
楽しくなりそうです。その全国の企画を見ていて、うれしいことがひとつあります。

「日本の寄付の未来はだれが変えるのか」

これはもう、もちろん、一人ひとりが変えるのですが、その中でも、私は、シニアと
子どもたちの役割は特に大切だと思っています。

日本の高度成長をけん引したシニア層の皆さん。そして、これからの時代を担う
子どもたち。この人たちにとっての「寄付」というものがより魅力的に、素敵なものとして
広がるきっかけを創りたい。

その意味で、素晴らしい企画が寄付月間に誕生しました。

ひとつがGiving Initiative。日本の経済社会をけん引してきたリーダーの皆さんが
「寄付する生き方」を個人の資格で発信するプラットフォームが12月1日に発足します。
経済同友会の元代表幹事、日本サッカー界の立役者、元東大総長、元大臣、有名大手外資企業の会長
などが一緒になって「自分も寄付する生き方を選択するので、みんなもやろう」ということを
発信するWEBプラットフォームを立ち上げます。1年越しの準備がついに形になります(涙)

もうひとつが、高校生や大学生の企画。彼らの世代が知恵をしぼって、同世代を巻き込む企画を
考えてくれています。わくわくします。

こうした「今年の寄付月間」を余すことなく体感していただくイベントが、
寄付月間キックオフシンポジウム(12月1日) 14:00〜16:00 東京ウイメンズプラザホール
http://giving12.jp/news/535/ 参加費2000円
(賛同パートナー法人のご所属の方は、人数にかかわりなく無料ご招待です)

この場でGiving Initiativeの発足発表もこのシンポジウムで行います。

「日本の寄付の未来はだれが変えるのか」

この会場に集う公式認定企画立案者の皆さん、法人や個人の賛同パートナーの皆さん、そして
この場にいらしていただく参加者の皆さんとともに、ひとりひとりが変える日本の寄付の未来を
考えたいと思います。

ぜひ、いらしてください。

久々に、ドキドキしてきてます。私は、本当に遺贈寄付が日本の未来を、そして社会の「モノの見方」を変えると思っています。それだけに、遺贈寄付がおかしなことにならないように、しないといけない。  
いよいよ、来週月曜日、全国レガシーギフト協会発足です。全国で来週には10数ケ所の無慮鵜相談窓口が発足します。日本の寄付の歴史的な転換点ともいえるシンポジウム、なぜ今遺贈寄付なのか、何が課題で何が可能性なのか、海外ではどうなっているのか、そして日本で何が起こるのか。参加費無料、14日(14-16)。まだ間に合います。いらしてください。そしてこれからの未来を感じてくださいhttps://peraichi.com/landing_pages/view/legacygiftassociation

I T スキルを社会のために活かしたい人探してます。プロフェッショナルとして社会課題の解決を「本業」にしたい方。

私たちは企業営業、出版事業、広告代理店、ITマーケティング会社、行政機関など様々なバックグラウンドを持つメンバーが、「自分のスキルを社会の問題解決に役立てたい」と集って運営されています。
ボランティアではなく、対価をいただくプロフェッショナルとして教育、福祉、貧困、災害、動物愛護などの課題解決に貢献することに専念できる日本でもまだまだ珍しい会社です。創業から8年間の中で国際的に最も評価されているNPO 向けコンサルタントネットワーク「=mc」の日本唯一の正式パートナー企業として認められ、2012年にはsalesforceからもパートナーシップ大賞を受賞いたしました。
小さな組織ですが、想いがあり、気持ちのいい楽しいメンバーです。このメンバーとともに、システム開発のリーダー・エンジニアとしてメンバーに加わってくださる方を探しています。現場で社会問題に取り組む皆さんから、「ありがとう」といわれる仕事です。

誰にでも自分らしい社会への役だち方がある。それをここで見つけてもらえると嬉しいです。もしよかったらまずは話だけでも聞いてみません?気軽にメールください。saiyo@fundrex.co.jp

チャレンジングなこともある。でもその何倍も達成感がある。何よりいい仲間がいる。そんな仕事です。

http://fundrex.co.jp/about/recruit/

さあ、新年はじまりましたねえ!

そこで、昨年1年間を振り返っての「社会的インパクトな10大ニュース」をまとめてみました。

第10位は、ソーシャルインパクトボンド推進、閣議決定

社会的インパクト志向な社会になっていくうえで、行政の意識の変化ってとても大切ですし、やはり社会的インパクトを説明するうえでも行政支出の削減効果というのはわかりやすい。その意味でも注目されているソーシャルインパクトボンドが、2015年6月に政府の経済財政諮問会議が発表した政府の基本方針である「骨太の方針2015」および「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」の閣議決定の中でSIBの推進が明記されました

現場は地方政府にあって、予算が霞が関と地方政府にまたがって管理されている日本では、地方自治体だけだとソーシャルインパクトボンドが進まないという中で、この閣議決定が今後生み出す社会的インパクトは大きいと思います。


第9位は、寄付金領収書の電子化が税制改正大綱に

これも地味に大きなインパクトがある政策実現です。いままで寄付の領収書って控除受けようと思うと電子領収書ではだめだったのが、2015年の税制改正大綱で認められるようになりました。実現は平成30年からですが、オンライン寄付やクラウドファンディングなどが伸びている中で、このところの改正が実現したのは大きいです。
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/131061_1.pdf


第8位は、newdea日本上陸

世界130ケ国の現場で活用されているクラウド型の社会的インパクト・モニタリング・評価ツールであるnewdea
の日本語版が4月にリリース。これも、社会的インパクト志向の社会になるうえで必要なツールだと思います。
http://fundrex.co.jp/newdea


第7位は 渋谷区で「同性パートナー条例」が3月に成立!
全国の自治体では初めてのこの取り組み、昨年は非常に大きな話題になりました。
このことは、単なるひとつの自治体の判断という枠組みを超えて、社会に大きなLGBT等への
関心の高まりを生み出したという意味で、とても大きなインパクトのある政策決定だったと
思います。
ダイヤモンドオンラインの竹井さんのこの件に関する経済効果的記事
http://diamond.jp/articles/-/69684 も面白いです。


第6位は、休眠預金活用法案自民総務会通過

ソーシャルセクターが全体としてインパクト志向になるうえで、「資金の出し手」がインパクト志向になるということが同時に必要です。その観点で日本で非常に大きな可能性を持っているのが、休眠預金の社会的活用にあります。2015年は法案の国会審議までは至りませんでしたが、最難関の自民党総務会を通過することができましたので、今年の通常国会でぜひとも成立させたいところです。

成果志向の資金がまとまって生まれることで、自然と他の助成金や政府補助金などへも発想が伝播していくと思っています。その観点での社会的インパクトは大きいと思います。


第5位は 社会起業家やソーシャルビジネスを題材とした映画やドラマが

2015年はフリースクール侍学園の長岡さんたちのチャレンジを題材にした映画「サムライフ」や
病児保育フローレンスの駒崎さんたちの活動を題材にしたドラマ「37.5℃の涙」150703_0051-580x395samelife1

といった映画、ドラマが生まれた年でもありました。俳優さんたちが演じると、カッコいいですね。これもNPOやソーシャルビジネスに対する空気を変えるインパクトがあったなあ。

第4位 「社会的インパクトとは」発刊

原題はMeasuring and Improving Social Impact 2014年に100以上の社会セクターのイノベーションが生まれるプロセスを分析して、「インパクト創造サイクル」としてまとめた本です。こうした実践的な教科書ともいえる本がこの分野にはないと感じていたところ、英治出版さんのご尽力で翻訳本を出すことができました。
この本が日本のソーシャルセクターや行政、企業CSRの人たちにとって、「社会的インパクト」の基本的意味合いを共通言語化させることによるインパクトは大きいと思います。
ダウンロード



第3位 内閣府とG8社会的インパクト評価タスクフォース発足

「社会的インパクトをどう測定するのか?」という問いへの重要な答えが「いい指標を設定する」ということにありあります。しかし、日本ではその実践的積み上げが不足していて、みんなが悩んでいる。そこで必要なことは、分野別の指標サンプルセットを示していくということです。G-8 社会的インパクト投資タスクフォースでこの評価ガイドラインを作成する部会が発足したほか、内閣府でも社会的インパクト評価の委員会が発足しています。こうした動きが一気にあったのも2015年の特徴的なことです。
やはり、日本の状況にあった社会的インパクトを測定するという「基盤」がなさすぎたのが、これまでの課題だったんですが、それが一気に動き出しました。

 
第2位 シリア難民の一枚の写真

シリア難民の受け入れに向けて大きな影響を与えたのが、9月2日に、トルコのリゾート地ボドルムのビーチに横たわる幼いシリア少年の写真が撮影されたことでした。あの写真は世界に大きな衝撃を与え、各国首脳がシリア難民受け入れに向けて明確なメッセージを発するきっかけとなったといわれています。
その後の難民受け入れに伴う様々な各国の課題や問題が生じているということはありますが、社会にインパクトを与えたということでは、この一枚の写真の生み出したインパクトは大きい。実際に多くの難民が救われたという結果を生み出しています。

(ハフィンポストの記事リンクです。ご遺体の写真が含まれていますのでご注意ください)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/03/story_n_8080888.html


第1位 寄付月間〜Giving December〜

最後の第一位ですが、日本初の寄付月間〜Giving December〜をあげさせていただきます。
民間発の取り組みに政府も協力して全国的な寄付啓発キャンペーンとなりました。
「誘発型イノベーション」ということが社会的インパクトを最大化するうえでは重要です。つまり、当初計画して、予算をつけて、やろうと決めた事業の何十倍も、「共感して自主的に企画し、行動する人たち」によってインパクトが最大化していくという「誘発性」こそが面白いところです。その意味では、ビルゲイツ氏のサプライズ来日協力から、ビルゲイツイベントにご登壇いただいた三木谷さんのご尽力で、新経済連盟がフィランソロピー推進を今後の連盟のフィロソフィー化させる決定をしていただけたケースなど、いくつも「誘発的」な変化が生まれたことが「社会的インパクトな10大ニュース」の1位にあげさせていただいた理由です。
寄付月間


2015年は、いろんな面白い動きがありました。ここに挙げた以外でもいろんな注目すべき出来事がありましたが、まあ、独断と偏見で社会的インパクトな出来事をまとめてみました。
2016年も、いま見えているだけでも、「10大ニュース」級の出来事がいくつもあります。
日本は今日の延長の明日、というだけでは立ち行かない時代が来てしまいます。だからこそ、社会的なインパクトを生み出すところに、社会の限られたリソースを投入することが大切。2016年も新しい社会的インパクトをみんなで生み出していきましょう。

【香川真司選手から「寄付月間 〜Giving December〜」へメッセージをいただきました!】

http://www.jfa.jp/news/00008210/
賛同パートナーとなっていくださっている日本サッカー協会さんのご協力で、「寄付月間〜Giving December〜」にドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムント所属の香川真司選手から動画メッセージをいただきました。

日本サッカー協会さんのHPに掲載されています

鵜尾

今週金曜日は「休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会」が東京 衆議院第一議員会館の国際会議室で開催されます。超党派の議員連盟のみなさんが集結し、社会課題の解決に取り組む各方面の代表者たち(日本NPOセンター早瀬代表理事、京都地域創造基金深尾理事長、もやい大西事務局長、キッズドア渡辺代表等)が登壇し、会場とのディスカッションを通じて、この法案の成立を通じて、何が変えられるのか、何が変わるのか、何に注意しなければならないのか、現場のニーズは何であるのかなどを明らかにしていきたいと思います。ぜひいい法案とするためにみなさんのご参加をお願いします。

1月の時期通常国会に向けて、この場が「山場」です。この法案にご興味のある方はぜひとも足を運んでください。こうした議員立法は、よほどの勢いがないと、審議すらされずに廃案となってしまいます。
2013年の国会では80本くらいの議員立法のうち、成立したのはわずか10本程度です。

私たちの「欲しい未来」を実現するために。みなさんの力を貸してください。参加費無料。

12月11日(金) 13:00 開場 13:30開演 15:30終了
場所 衆議院第一議員会館 国際会議室
(詳細、参加申し込みは)
http://kyumin.jp/media/pickup/index.html#md125

朝日新聞 x 寄付月間〜Giving December x ゲイツ財団で 12月16日にビルゲイツ氏とのコラボでPhilanthropy x Innovationのシンポジウムを開催します。

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ゲイツ氏がGiving Pledgeキャンペーンで世界120人以上の富裕層とともに「人生で所有資産の半分を寄付しよう」というコミットメントの取り組みや、ゲイツ財団を立ち上げてGlobal Healthに取り組むパッションの源や世界観を共有できればうれしいです。

欧米の著名人のフィランソロピストの間でも「別格」の評価のあるゲイツ氏に、この寄付月間のタイミングで来日してもらえることは、ホントにうれしい。

8月31日に寄付月間〜Giving December〜キックオフイベントを開催して「日本初の寄付月間を今年の12月に行う」という発信を始めたところ、お願いしたわけではないのに、ある方が自らその情報を海外発信してくださり、シアトルのゲイツ財団に伝わり、ゲイツ財団が興味を示してくれました。そのあと、シアトルと国際スカイプ会議して、「ちょうどゲイツ氏が12月に来日するのでGiving Decemberと一緒に何か企画しませんか」という話が始まったのが9月上旬。

そのあと、いろいろあって、朝日新聞社主催、寄付月間推進委員会とゲイツ財団共催(協力JCIEとJIGH)でこの企画を実現することになりました。 いやあ、Giving Decemberという英語名称入れといてホントよかった。
よーこさんに感謝。

寄付月間推進委員会の小宮山委員長やフローレンスの駒崎さん、震災での10億円の寄付や先般iPS 研究所に2.5億の寄付もされている楽天の三木谷社長など、ビルゲイツ氏とともに様々な方たちが登壇されます。

寄付月間の企画を検討し始めたときには、まったく予想もしていなかったうれしい驚き。こういうのが、「共感」の輪の生みだす価値だなあ。ホントにいろんな方のお力添えに感謝。

寄付月間も、こんな感じで、「それぞれができることをやる」というコンセプトで続々面白い企画が生まれています。今日中には全体として公認企画もアップできると思います。寄付月間公式ページはこちら→http://giving12.jp

朝日新聞の告知はこちら http://www.asahi.com/articles/DA3S12072951.html
(参加申し込み(抽選)もあります。11月26日まで)

遺贈寄付が進むうえで、大きく4つの課題があるんですが、
そのひとつが「税」に関すること

そこが進む可能性が、でてきました。先日発表された
政府税制調査会の会議資料「中間整理案」に

「税を通じた再分配だけではなく、遺産による寄付等を促進するなど、遺産を子・孫といった家族内のみで承継せずに、その一部を社会に還元することにより、
次世代における機会の平等や世代内の公平の確保等に資する方策を検討することが重要である。 」
の一文が盛り込まれています。
http://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/zeicho/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/11/13/27zen28kai2.pdf
(本文16ページの「相続税の見直しにあたっての考え方」の中です。)

相続額は推計で年間40-50兆円ともいわれ、私たちの調査では40歳以上の人の24%は一部を社会に還元(寄付)してもいいといっています。子どものいない家庭も増えていたりするのも背景にはあります。

しかし、主に次の4つの課題でこれが進んでいない

第一の課題 どこがいい寄付先なのか高齢者がわからない。(マッチングのサポートの問題)

第二の課題 相談するのは、金融機関、弁護士、税理士などですが、こうした専門家の方でも遺贈寄付の実務やトラブル回避術については、意外と知られておらず、心理的に「やりたくない」という雰囲気もある。

第三の課題 税制上の課題があり、特に土地や株をNPO等に遺贈した場合、子どもたちは相続していないのに、みなし譲渡益の課税が子どもたちにかかるといった税制上の課題がある。

第四の課題 遺贈寄付して、本人や家族がハッピーになっているストーリーが見えていない。

こうしたことをクリアしていなかいと、なかなかこれは進んでいきません。

ここを進めるために、昨年8月からずっと勉強会を重ねてきたのですが、この12月、いよいよ、、士業、金融機関等とも一緒に遺贈寄付の推進委員会を発足させようとしています。

寄付月間 -Giving December- 2015

寄付月間〜Giving December〜記念シンポジウム
「ここから、日本の寄付の新しい時代の扉を開けよう」
http://giving12.jp/symposium
日時:2015年12月7日(月)14時〜16時
場所:国際連合大学 ウ・タント

日本の歴史上、初めてとなる「寄付月間〜Giving December〜」の象徴となる記念シンポジウム。寄付推進に関わるトップランナーが一堂に集まり、日本のこれまでの寄付、そしてこれからの未来を語り合います。同時に、寄付月間を契機にスタートする全国各地の新規企画も一挙紹介。今の時代の変化を体感していただける2時間です。
ここから、日本の寄付の新しい扉を一緒に開けましょう。

参加費3,000円(寄付月間ピンバッジ付き)
※参加費は、本シンポジウムのために使用させていただきます。

内容
○冒頭挨拶 「課題解決先進国である日本の未来」
小宮山 宏(三菱総合研究所 理事長/元東京大学総長/寄付月間推進委員長)

○オープニングセッション 「欲しい未来に、寄付を贈ろう」
日本のトップランナーたちによる、寄付のこれまで、これから。これからの未来を考えるトークセッション

古田 敦也(野球解説者)
小宮山 宏(三菱総合研究所 理事長/元東京大学総長/寄付月間推進委員長)
佐藤 大吾(ジャパンギビング代表理事/寄付月間推進委員)
岩附 由香(ACE 代表理事)

ファシリテーター:鵜尾 雅隆(日本ファンドレイジング協会代表理事/寄付月間共同事務局長)

○寄付の新しいチャレンジを一挙紹介!私たちは、こうやって寄付の時代を創る

寄付月間に誕生する新しいチャレンジを一挙ご紹介!魅力的な企画満載です。
Yahoo!で著名人のチャリティオークションを! 妹尾 正仁(ヤフー社長室室長)
全国で年末リサイクル寄付を! 黒田 武志(リネットジャパン代表取締役社長)
子どもたちのミライにカンパイ!「カンパイチャリティ」木村 真樹(あいちコミュニティ財団代表理事)
女性の未来のための「あい基金」新規創設! 岸本 幸子(パブリックリソース財団専務理事)

ほかにも・・「100の寄付への感謝の言葉」プロジェクト発表
「遺贈寄付推進委員会発足発表」 などなど・・・・続々企画登場!

総合司会:桐島 瑞希(フリーアナウンサー)
共催:寄付月間推進委員会・国際開発計画
詳細、お申し込みは http://giving12.jp/symposium

休眠預金仙台キャラバンを今日開催しました。岡山、大阪に続く第三回です。
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議員連盟の坂井学議員(自民)と中野正志議員(次世代)のお二人に法案趣旨や考え方をお話いただき、大久保さん(杜の伝言板ゆるる 代表理事)、立岡さん(ワンファミリー仙台 理事長)、門馬さん(TEDIC 代表理事)、鈴木さん(地域創造基金さなぶり専務理事・事務局長)のご意見・ご質問によるトークと会場との意見交換を行いました。DSC_1909
いろんないいご指摘やご意見をいただき、本当に感謝です。
ご意見や説明の概要はこちらに

http://kyumin.jp/media/pickup/index.html#md122

休眠預金を活かして日本の新しい未来を創造するための意見交換会in岡山、昨日開催しました。

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第2回の全国キャラバンがここからスタートです。休眠預金活用議員連盟の幹事の谷合先生に、法案を説明いただいた上で、意見交換。
谷合

コメンテイタートークとして日本のNPOバンクの草分け的存在でありNPOバンク連の創設者でもある未来バンク事業組合理事長の田中優さん、
田中

岡山のコミュニティ財団代表であるみんなでつくる財団おかやまの代表の石田さん、

児童養護に取り組むこどもシェルターモモの西崎さん、

地域づくりに取り組むENNOVA OKAYAMの石井事務局長、

岡山NPOセンターの石原専務理事

のみなさんから、地域で何が課題になっているのか、休眠預金がどのように地域に変化を産み出す可能性があるのか、どんなことに注意しないといけないのかなどについてご意見をいただき、会場ともディスカッションしました。

広島、山口、鳥取の中間支援組織の代表者や自治体の方もご参加いただき、終了後も含め夜遅くまで活発な意見交換ができました。最後には皆さんお一人お一人からもご意見を書いていただきました。

東京のご予定があり、ご参加がかなわなかった岡山選出の逢沢一郎先生(自民党)からも激励のメッセージをいただき、石原さんが代表して代読していただきました。

NPOバンクのお立場とご経験からの田中優理事長のお話が印象的でした。貧困世帯の支援は収入向上支援だけではなく、支出を抑える支援をすることでも効果的であり、この資金が活かせると、例えば一回の太陽光温水器設置が継続的に貧困世帯の支出を減らすといったことも多くの貧困層にできるかもしれない。それは持続性のある生き方でもあると。この休眠預金活用という機会に私たちが新しい未来を発想することが重要であるということをおっしゃっておられました。

次は19日(月)、 大阪開催です。関西の皆様、是非いらしてください!お一人お一人の声はまとめまして、確実に議員連盟の皆さんにお届けします。
 18:30〜20:30(開場:18:00)
 ●会場:新大阪丸ビル新館 402号室
    http://www.japan-life.co.jp/jp/conference/map.html
 ●申し込みフォーム:http://goo.gl/forms/dJqAew1xd7
 ●登壇予定者:
  岸本周平議員(休眠預金活用推進議員連盟・民主党)
  川口加奈(NPO法人Homedoor 理事長)
  白井智子(NPO法人トイボックス 代表理事)
  深尾昌峰(京都地域創造基金・全国コミュニティ財団協会 理事長)
  鵜尾雅隆(日本ファンドレイジング協会・休眠口座国民会議)ほか、

Social Impact Event

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10月14日に東京で開催された「社会的インパクトとは何か」出版記念シンポジウム。200名以上のお申し込みをいただき、お陰さまで盛況でした。パネルトークも面白かったです。

この本、前回のアメリカでのファンドレイジング大会でもすごく売れていた本で、「この本が日本語にできればなー」と思っていたんですが、英治出版の皆さんのおかげで実現できました。

この本、昨年アメリカで発売されたのですが、100以上の社会イノベーションを生み出すチャレンジを分析したうで、それをわかりやすくサイクル化させているという点で、非常にわかりやすい。監訳者として、そして冒頭の「はじめに」を執筆させていただくことでこのプロジェクトにかかわらせていただいて大変うれしいと感じています。

私がこの本を気に入っているのは、

100事例以上の社会イノベーションを分析した上で書かれている「地に足のついてる」感、

個人、草の根団体、大手企業、行政まで、規模や成熟度合いに応じた段階的適用が可能であること、

成果の可視化だけではなく、成果評価を通じてインパクトを産み出すロジックモデルそのものを進化させるという発想がきちんと盛り込まれていること、

ず膿畦論やオーソドックスな理論、最新トレンドなども包括的に把握できるワンストップ感

ゴ末に「日本のリソースや状況」がまとまっていること。(鴨崎さんありがとー)

私は日本のために書かれたんじゃないかというくらい、日本で参考になるものだと思います。

アマゾンから購入できます。→こちら

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すずしい、いい季節になってきましたね。

こういうときは、発想がクリエイティブになりません?

ちょっとファンドレイジングをクリエイティブに発想してみますか・・・!?


==========■ 今日の道場 ■===============

1 世界のユニークなファンドレイジングのアイデア
2 「社会的インパクトとは何か?」ついに出版!!
3 人材を募集しています!一緒に社会のお金の流れを変えよう!
4 ファンドレイジングな秋のご案内

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☆★☆ 1  世界のユニークなファンドレイジングのアイデア ☆★☆

「寄付はエンターテイメントだと思うんですよね」と以前におっしゃっていた
だいた方がいましたが、確かに、人間の心が動いて、行動して、それが
達成感につながるという意味では、エンターテイメント的な要素がある
といえるかもしれません。

確かに、世界中を見てみると、非常に面白いアイデアや取り組みがあったり
します。

世界のクリエイティブな募金活動10選
http://adgang.jp/2013/01/22353.html

クレジットカードを使ったちょっとおしゃれでクリエイティブな寄付
http://tabi-labo.com/12020/carddonate/

ホークをちょっとデザインしたら・・・素敵な寄付が完成
http://greenz.jp/2013/10/30/cannes2013_helpinghands/

こうしたアイデア、ホント楽しいですよね。
アイデアが刺激されます。

「こうした世界のクリエイティブな寄付について、まとめてみたい!」
っていう方、おすすめのサイトがあります。

寄付月間公式FBページ https://www.facebook.com/giving12

には、随時こうしたいろんな寄付面白情報がアップされていますので、
まずはこのFBページに「いいね!」してフォローしてみましょう。

ここから12月の寄付月間まで、超おすすめコンテンツです。


==========■ Coffee Break ■==============

勇気は愛のようなものである。

育てるには、

希望が必要だ。

BY ナポレオン

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☆★☆2  「社会的インパクトとは何か?」ついに出版!! ☆★☆

前回、アメリカでファンドレイジング大会に参加したときにも印象的だったのが
「生み出している社会的インパクトをどう測り、どう支援者や社会に示していくか」
についてみんなの関心がものすごく強くなっているということ。

日本でも、そろそろこの部分を進化させなきゃならないなと感じ初めていました。
「かわいそう・・」ということで流れるお金もありますが、「ここが生み出す変化」
に期待して流れるお金はより、太く、長いものになります。

ただ、そもそも社会的インパクトをどう定義し、どう指標を設定し、どう測定するのか。
それが、単なる総括的な数字にはしらず、イノベーションを生み出すモデルの進化に
どうつなげるのか、ということって全体像としては良く分かりにくかったんですよね。

その結果、極端な数値至上主義や、逆に何も計画や指標つくらない論が生まれていました。

そこでこの本に出会ったんです。原題は Measuring and Improving Social Impact
昨年アメリカで出た本ですが、世界中のイノベーションを生み出す取り組みを分析して
どうインパクトを生み出すサイクルを管理し、指標を設定し、測定するのか。
ものずごくわかりやすく、体系的に整理してある本です。
監訳をさせていただきました。

個人にとっても、草の根のNPOにとっても、行政や企業にとっても、非常に役に立つと
思います。

10月14日(水) 社会的インパクトとは何か? 出版記念シンポジウム
18:30〜20:30 日本財団にて 参加費無料
詳細・お申込み →http://jfra.jp/event/10286

アマゾンでの予約購入
http://goo.gl/H8dpRs

この本で、「社会的インパクト」を生み出したいと思います。


☆★☆ 3 人材を募集しています!一緒に社会のお金の流れを変えよう! ☆★☆

今、3+1のポストを募集中です!応募お待ちしています!

1 まず、私自身の専属的アシスタント。
秘書経験とか不問です。やるきとコミュニケーション力のある方。
フットワークのいい方。
日程調整や事務的サポートなどをお願いします。
http://jfra.jp/news/9426

2 日本ファンドレイジング協会 プログラムオフィサー
ファンドレイジング大会や認定ファンドレイザー資格制度などの
ファンドレイザー育成事業や新規事業に係る業務。
http://jfra.jp/news/10218

3 日本ファンドレイジング協会 パートタイムスタッフ
週3日、1日4時間以上でご一緒いただける方。楽しい職場です!
http://jfra.jp/news/10223

4 コンサルティング企業、ファンドレックスの社会人インターン募集!
NPO、ソーシャルビジネスのコンサルティングの専門家を目指す方に最適です。
http://fundrex.co.jp/2035/


☆★☆ 4 ファンドレイジングな秋のご案内 ☆★☆

イベント目白押しで楽しいです。☆は、私が登壇するものです)

10/10-11 認定ファンドレイザー必修研修(ファンドレイジング協会) ☆
http://jfra.jp/event/9214
10/14 社会的インパクトとは何か 出版記念イベント(ファンドレイジング協会) ☆
http://jfra.jp/event/10286
10/17 准認定ファンドレイザー必修研修・京都(ファンドレイジング協会)
http://jfra.jp/event/7393
10/18 ファンドレイジングセミナー関西 (開催チャプター主催)
http://jfra.jp/event/9384
10/18 ソーシャルイノベーションで拓く未来 (大阪大学主催) ☆
http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/inamori/news.html
10/22 准認定ファンドレイザー必修研修・東京(ファンドレイジング協会)
http://jfra.jp/event/7393
10/23 助成金の活かし方と自立について(ファンドレイジング協会)
http://jfra.jp/event/9502
10/24 ファンドレジングの基本(北海道チャプター)
http://jfra.jp/event/9597
10/25 准認定ファンドレイザー必修研修・名古屋(ファンドレイジング協会)
http://jfra.jp/event/7393
10/29 Newdea ワークショップ(ファンドレックス) ☆
http://fundrex.co.jp/2054/
11/1 准認定ファンドレイザー必修研修・東京(ファンドレイジング協会)
http://jfra.jp/event/7393
11/2 ファンドレイジングの基礎体力づくり(北海道チャプター)
http://jfra.jp/event/9601
11/2 明日から使える!ファンドレイジングに必要な「伝えたい」を「伝わる!」に変える広報術
(ファンドレイジング協会)
http://jfra.jp/event/10254
11/9,21 社会貢献ファシリテーター研修 (ファンドレイジング協会)☆
http://jfra.jp/event/9168

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今年の12月は、日本で初めての「寄付月間〜Giving December」がはじまります
http://giving12.jp/

一度サイトみてみてください

また、キックオフイベント、小泉進次郎内閣府政務官や小宮山三菱総研理事長(前東京大学総長)はじめ
いろんな企業、行政、NPOなどの方が集まりました。

その様子もファンドレイジング・ジャーナルに掲載されていますので、ぜひご覧ください
http://jfra.jp/fundraisingjournal/540/

寄付月間、これまでの日本で寄付を進めるために頑張ってきた様々な立ち位置のプレイヤーが集まり、「寄付月間をやろう!」ということが決まったのが今年の2月。そのあと、第一回の推進委員会会合があったのが6月末で、そこで小宮山先生が委員長に就任していただきました。

推進委員会のうちの9団体の若手を中心とした有志で「共同事務局」を構成して、みんなで企画を考え、手分けして実行していきます。同時に全国各地でいろんな人たちが独自企画を進められるのを「公認」させていただいたり、「賛同パートナー」に法人や個人でなっていただいたり、そうしたことで広がりを作っていきたいと思います。

日本初のチャレンジですので、どういう展開になるのか、先は全く読めませんが、ぜひとも日本の新しい時代を築くターニングポイントにしたいと思います。

みなさんに、面白く「遊んで」いただけるキャンペーンになったらいいなと思います。じゃんじゃん、企画、考えてくださいね!


山本さんから私に「休眠口座法案について、NPO界隈に呼びかけて人を動員して政党や議員にプレッシャーかけるだけでなく、「新聞記者からの取材攻勢(何故共産党は止めるのか?質問)」を促しておるようです。読みようによっては、さすがにちょっとやりすぎじゃないの」というご指摘を頂きました。

現在、休眠口座法案は自民、公明、民主、維新などの党では党内で了解が取れ今国会での成立を目指しているところでした。休眠口座の内容の詳細はこちらです →Kyumin.jp

しかし安保法案問題があり、1週間ぐらい前からどう動くかわかならない「この法案の成立は、難しいかもしれない」と伝え聞いておりました。そこで各党の議員の方々から「審議の優先順位をあげてもらう」ということを目指している、と聞き、私自身も民間側からの期待を伝える形でできることは、なんでもやろうと思いました。

その時の話では、今、共産党の先生から優先度高く審議にかけることに慎重姿勢であり、このままの状態では「審議されずに終わってしまう」と伺いました。

自民、公明、民主、維新も賛成しているので、この法案への市民社会側の期待や審議をしてもらう重要性について共産の皆さんにお伝えしたい。そこで私個人としては全く共産党の議員の方との接点がありませんでしたので、まわりの近しいNPO関係者数名にご存知の方がいれば働きかけていただけるようお願いしました。

共産党さんが反対するような法案とはとても思えなかったので、その点、実際にお会いしてご説明したいという思いでした。しかし、ここで私の話し方が、委員長提案をして審議なしで法案通して欲しいというような誤解を与えてしまったようで、大変ご不快に感じられていると伺いました。

勉強不足で大変反省していますが委員長提案でという言葉の意味するところをきちんと理解しておらず、私としては審議しないで通して欲しいなどという意図は全くございませんでした。

このことについては、深く反省しております。


また、沢山のメディアの方々が共産党さんに取材をされたのは、私と同じように、その話を聞かれた記者の方々が、この法案を重要と思い、なぜ?と取材をされたのだと思います。

お恥ずかしい話ですが、そもそも私には各メディアがどう取材されるか、取り上げるのか操作できるような権力も影響力もありません。

共産党の方々はまず、審議したいだけで、こんなに責められてもというお気持ちであるというお話も伺いました。数々の行き違いや誤解のメールでご不快にさせてしまったこと本当に心が痛く苦しい思いでおります。この件で直接お詫びに伺う機会を頂けないでしょうか。

またご指摘下さった山本さんにも感謝しています。



休眠預金の社会的活用は、日本に残された最後の希望です。

私はいままで貧困で教育がままならない子供たちや、急な災害で多くのものを失い明日の生活に困っている人、シングルマザー、虐待。行政だけではなかなか、全てみきれない部分をNPOの多くの色々な団体がきめ細やかに支えようと頑張ってきたのをみてきました。

(預金者の権利を保護した上での)休眠預金の社会的活用があれば、社会がもっと良くなると思います。

本当に苦しんでいる方々のために、この法案の審議が早期に開始されて、皆さんが納得されたしっかりとした形で実現することを願っています。

今回、共産党の皆様、関係者の方々にご迷惑をおかけしたこと本当に申し訳ありませんでした。


鵜尾雅隆

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